朝の準備運動
今日は朝起きて前日の晩に残していた見切り品のおすし3貫を食べてからビブラムを履いて走りました。
朝は5.6キロで体をほぐし、夕方10キロペース走をする。
前日からそう決めていたからです。
ガーミンを装着して河川敷に行き、ゆっくりと走り始めました。
天気が良い。暑くも寒くもない。気持ちの良いランニング日和です。
ぼくは朝走ることが少ないのですが、朝は朝でランナーが多いですね。心なしか平日の夕方よりもレベルの高そうな方が多いです。体つきがエリートランナーのそれだったり、ザックなど長距離用の装備をされていたり。
レベルの高いランナーがいると、ランナーの性として自分も気合が入ってしまいがちですが、朝は体をほぐすだけ。しかもビブラムを履いているので無理は禁物です。
自分にそう言い聞かせ、左腕のガーミンをチラチラに確認しながら、ペースが上がるのを押さえました。キロ6分強。それを維持しました。
途中、芝生がある場所では道をそれ、芝生ランを楽しみました。ビブラムで芝生を走るとフカフカで気持ちいいのです。
ただ、朝露にぬれた芝生は考えものですね。湿り気がビブラムの中まで染みてきました。
サッカー部の練習や、小学生のスポーツ大会が行われている横を淡々とゆっくりペースで走ります。すこし退屈してきます。まだ2キロ。暇つぶしに考え事をしながら足を動かします。
2.8キロで折り返し、また淡々とした帰り道の途中、3.5キロくらいでしょうか、うしろから足音がしました。
気づくとおじさんに抜かれました。彼のペースはゆっくりとしたジョグであり、普段のペースであれば確実に追い抜かれることは無いペースです。
悔しい。。
「ぼくは今、準備運動中ですから。夕方はもっとちゃんと走りますから。」
誤解のないようにそう伝えたい。自意識過剰ぎみになってしまいます。
油断すると顔を出してくる競争心、この場合は競走心ですかね。を押さえペースを維持し、おじさんに置き去りにされながら5.6キロの準備運動を終えました。
終えてみるといい気持ちです。軽く汗をかいたので、防寒として着ていたノースフェイスの薄手のウィンドブレーカーを脱いで堤防に腰かけしばしのクールダウン。
申し分のない休日のスタートになりました。
5.62km 33:45 6:00min/km