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福知山マラソン振り返り

僕の福知山マラソンは20キロで幕を閉じました。

 

13キロ付近でやや疲労を感じ、これはおかしいと思ったらみるみる脚が動かなくなりました。

 

20キロで歩きを入れ、積極的に補給してみるもムダで、走り出すと脚がつり始めました。

 

それからはもう痙攣祭で、ヨロヨロ数百メートル走っては痙攣でうずくまるという地獄のようなレースでした。

 

結果はワースト2番目の4時間58分。途中何度もリタイヤを考えましたが、なんとかDNFだけは免れました。


今後のため、今回の反省点を書いておきます。

 

 ***

 

【速すぎた】
福知山はスタート直後が1キロ程度の下りです。他のランナーに流されて、この時点からペース感覚が狂っていたと思います。
その後もペースを落とすことなく10キロ過ぎまで5:20台。5:30〜5:40でいいのに、速すぎるペースを落とそうともしませんでした。今回こそサブ4!という気負いもあって冷静さを欠いていました。
決めたペースは厳守しなければいけません。自分の力を過信してはいけません。

 

【暑すぎた】
去年の福知山は晴れてはいましたが風が冷たかったです。今年は曇りのち雨という予報だったので、少し寒くなるかと思い、Tシャツの下に長袖のインナーを着ました。
ですが、レースが始まってみると結構な日差しで、ちょっと暑いなと感じる程度の体感気温でした。インナーはピタッとした素材で腕まくりもできないため、体温調節が難しかったです。
天気予報ではなく予想気温で判断すべきでした。アームカバーであれば着脱で調節できるのでよかったかもしれません。

 

【つりすぎた】
中盤から足の痙攣が治らなくなり、リカバーすることが出来ませんでした。
今思うと痙攣対策が不十分で、レース前の補給も足りていなかった気がします。カフェインと炭水化物は意識していましたが、電解質は気にもとめていませんでした。出走前にもレース中にも塩熱タブレットを摂取するべきでした。

 

【走らなさすぎた】
当月頭の淀川ハーフ、前月の生駒山、前々月の大江山もあったので、ロング走の練習を怠っていました。
せめて30キロ走を、できればレースペースを意識してやっておくべきだったと思います。

 

【休みすぎた】
レース前1周間は完全休養!当日もウォーミングアップなし!直前に熱いシャワー浴びたらOK!というどこかで見た調整法を真に受けました。

 

ありゃウソです。

 

少なくとも僕にとっては合っていませんでした。たくさん休んだのでもちろんスタート時の疲労は皆無でしたが、なまっていたと思います。そこに来て突然レースペースですから、身体がびっくりしたかもしれません。


また、完全休養なので下手に食べ過ぎると体重が大きく増えます。そのため食事も控えめにせざるを得ません。このことも当日の痙攣に少なからず影響したと思います。


1周間完全休養でもなまらないのは、かなり日頃から走りこんでいる人でしょうね。
ぼくの場合は、直前であってもしっかり食べてしっかり走るというリズムを崩さないほうがいいと感じました。

 

 ***

 


とまあ、レース後半、身体が動かなくなってからは上のような言い訳をうじうじ考えながら歩いていました。おまけに周りの人のゼッケンを見て、僕より前にスタートしているランナーを見ては安心するという見下げた根性。情けない。。

 

レース中、どこかの横断幕に「走れる幸せを噛みしめろ」と書いてありましたが、まったくそのとおりだと思います(歩いてましたけど)。ケガもなく無事帰ってこれてよかった。

 

まだ筋肉痛ですが、来年2月の寛平マラソン、3月の篠山ABCに向けてふんどし締め直していきたいと思います。

 

42.60 km 5:00:15 7:03 min/km